鰺ヶ沢町は、津軽藩発祥の地で藩政時代は藩の御用港として栄えた町です。
「白神の森遊山道」は、鰺ヶ沢町の中心部から南へ車でおよそ30分ほどの黒森地区にあります。世界遺産に登録されている地域は、そこからさらにおよそ20km南にありますが、この地区も白神山地という山系に抱かれています。
「白神の森遊山道」のエリアは、もとは藩政時代の田山で、田圃の水を確保するために禁伐林として地元の人々に大切に守られてきました。
そして、明治以降は土地は国、生えている木は地元民という「官地民木」の全国的にも珍しい形態で今日まで保護されてきました。
およそ52ha(ヘクタール)のエリアは、人の手が加えられておらず、樹齢200年を超えるブナも見受けられ、白神山地核心部同様の森林景観を保っています。
(※一部アプティネットから引用)